自社サイトと卸先、モールと実店舗など、在庫を2か所以上で管理していると、月末や棚卸しのたびに「数が合っているか」を確かめる作業が発生します。そのたびにExcelやGoogleスプレッドシートの関数を毎回書き直している方は多いはずです。
さらに厄介なのが表記のズレです。「00123」と「123」、全角の「SP-1001」と半角の「SP-1001」のような違いで、突合が本人も気づかないうちに外れていることがあります。表計算ソフトはファイルを開いた時点で「00123」を「123」に変えてしまうこともあり、これも見落としの一因になります。
在庫の一覧表を2つ以上渡すと、「数が合っていない商品」「片方にしかない商品」「重複している商品」「安全在庫を割っている商品」を一覧にして出してくれます。「00123」と「123」のような表記のズレも内部で吸収したうえで突き合わせ、どこをまとめたかは別ファイルにきちんと記録が残るので、後から確認できます。どちらの数字が正しいかを判定したり、在庫を自動で書き換えたりはしません。あくまで「ここが違います」という一覧を出すところまでの道具です。
実際にお使いいただくには、多少パソコンの操作に慣れた方か、社内外の詳しい方に用意してもらう必要があります。一度セットアップすれば、あとは普段の作業の中で使えます。処理はすべてパソコンの中だけで行われ、データがインターネットに送られることはありません。
各店舗の在庫の一覧表を渡すだけで、「00123」と「123」のような表記のゆれを内部で吸収したうえで突き合わせ、どこをまとめたかは記録として残してくれます。全角と半角の違いやハイフンの表記ゆれ、余分な空白なども自動で揃えますが、意味が変わりかねない微妙な違いは無理にまとめず別物のまま残し、その旨を教えてくれます。文字化けが疑われる行があれば、気づかないまま処理を進めることはなく、注意書き付きで知らせてくれます。列の対応は店舗ごとに一度覚えさせれば、2回目以降は指定し直す必要がありません。
出力されるのは、突合結果の全件一覧、要対応分だけの一覧、表記ゆれの一覧、読み取り時の注意点の一覧という4つのファイルで、いずれも表計算ソフトでそのまま開けます。
対応しない範囲もはっきりさせておきます。各店舗へ在庫を書き戻すための更新ファイルの書き出し、システムどうしを直接つないだ自動同期、Excelファイル(.xlsx)やPDF・データベースからの直接読み込み、商品名やJANコードからの商品コードの推測には対応していません。
無料のまま、1回の突合につき合計200行まで処理できます。店舗の数も、出力される4本のファイルも制限していません。列の対応を記憶させる機能も無料版で使えるため、「次回から列を指定し直さなくていい」ことを購入前に確かめられます。
購入で外れるのはこの200行の上限だけです。機能を隠しているものは1つもありません。ライセンスキーやオンライン認証の仕組みもなく、購入済みモードへの切り替えも簡単な操作で行えます。
本当の比較相手は、ExcelやGoogleスプレッドシートのXLOOKUP・VLOOKUPといった関数です。違いは2つあります。
他に、syncX: Stock Sync Inventory CSV(無料プランあり)は在庫を自動で「合わせにいく」同期ツールで、方向性が逆です。合わせた結果が正しいかどうかは同期ツール側には残りませんが、このツールはどちらが正しいかを判定せず、差分・重複・未対応・安全在庫割れを並べるだけなので、最終判断は店舗の担当者が行えます。Shopify公式の在庫データ書き出し機能やPortaim / Free Shopify CSV Tools(無料プランあり)は書き出しと列の対応付けまでの道具で、2店舗以上の突合そのものは行いません。
在庫を1か所でしか管理していない方、自動同期がしたい方、各店舗へ流し込む更新用の一覧表ファイルが欲しい方、商品コードが付いていない商品を商品名やJANコードで突き合わせたい方には、この製品は必要ありません。
単品買い切り 9,800円 で、BOOTHにて販売されています。月額課金・従量課金・オンライン認証はありません。
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