🏠 なおしや
🗃️
資料づくりの困った

テスト用の日本語データ作りを、システムの仕様書から自動化する方法

2026-08-17 ・ 日本語テストデータ自動生成ツール
9,800円

こんなことで困っていませんか

システムの仕様書はすでにあって、データベースのテーブルもそれに合わせて作った——というプロジェクトで、手元にある資料がその仕様書しかない、というケースは珍しくありません。テーブルが十数個あると、どの情報を先に登録すればよいか、テーブル同士のつながりの順番を毎回手作業で考える羽目になります。順番を間違えると、登録の時点でエラーになってしまいます。

加えて、画面を確認するときにダミーの英語の名前(たとえば「Lorem ipsum」や「John Smith」)が並んでいると、行の高さも折り返しも本番の日本語表示とは違ってしまい、見た目の確認になりません。かといって、受託案件のデータベース構造や社内システムの項目名を外部のサービスにアップロードするわけにもいかない、という事情もあるはずです。

これで解決します

手元にあるシステムの仕様書を渡すと、テーブル同士のつながりを守った順番で、日本語のデータが入った、そのままデータベースに流し込める形式のファイルを作ってくれます。データベースには接続せず、渡した仕様書もどこにも送信されません。

具体的にできることは次の通りです。

テーブルそのものを新しく作る機能はありません。テーブルは既にある前提で、仕様書には列の長さや制約まで書かれていないことが多く、推測で作ってしまうと実際のデータベースの構造と食い違ってしまうからです。

無料でどこまで試せるか

無料版は機能を隠していません。制限は量だけです。

生成のやり方・日本語データ・記号の処理・生成後の確認は購入版とまったく同じです。上限に当たると「error: 無料試用版は3テーブル・各20行までです(入力: 12テーブル、5行)」のように、何を指定したか・どう絞れば試せるかを明示して止まります。

上限はプログラムに組み込んであり、切り替えオプションのようなもので外せる作りにはなっていません。ライセンスキーもオンライン認証もなく、中身のプログラムも読める形で入っています。技術的には制限を外すこともできてしまいますが、対価としていただいているのは動作させる権利そのものではなく、継続的な更新と問い合わせへの対応です。

既存の無料な方法との違い

日本語のダミーデータが欲しいだけなら、「Faker」系列の無料の道具がいろいろな開発環境向けに用意されています。「日本語データが欲しい」だけならこの製品を買う理由はありません。

もっとも近い競合はSeedBase(seedbase.dev)です。仕様書を渡すと外部キーの整合が取れたデータ登録用のファイルを作ってくれるオンラインサービスで、無料枠(1プロジェクト・1回1万行)があり、有料プランは月19ユーロです。機能で勝っているわけではありません。違いは、SeedBaseがEUでホストされたオンラインサービスで、ブラウザや外部のシステムから使う形式のため、仕様書をインターネット上へ送る必要がある点です。seed-sqlはお使いのパソコンの中だけで完結し、通信は行いません。仕様書を外に出してよい環境なら、まずSeedBaseの無料枠を試すのが合理的です。

seed-sqlが主張できるのは「仕様書入力×外部キーの依存順×日本語×端末内完結×買い切り」の組み合わせだけです。どれか1つだけなら無料の選択肢があります。

価格

単品買い切り 9,800円 で、BOOTHにて販売されています(無料版はseed-sql-ja-free-1.0.0.zipとして別配布)。ライセンスキーもオンライン認証もありません。

実際に使うには

実際にお使いいただくには、多少パソコンの操作に慣れた方か、社内外の詳しい方に用意してもらう必要があります。入力には、テーブル構成のもとになる仕様書がすでにお手元にあることが前提です。一度セットアップすれば、あとは普段のテスト作業の中で使えます。

いくつか、知っておいていただきたい制約があります。テーブル同士が堂々巡りの関係(AがBを参照し、BもAを参照するような形)になっている場合は解決できず、対象のテーブル名を示してエラーで止まります(自分自身を参照する形は問題ありません)。対応する仕様書の形式とデータベースの種類には限りがあり、開発・検証は主に模擬的な環境で行っており、実際のサーバーやWindows・Macでの動作確認までは行っていない点もご留意ください。

仕様書連携シードデータSQL生成自動化テストデータ
← 他のお悩みも見る