登録型人材紹介会社のキャリアアドバイザーは、同じ候補者を複数のクライアント企業に紹介することがあります。ところが、クライアント企業ごとに指定の職務経歴書フォーマット(見出しの順序、書き方の指定)が違うため、同じ候補者のデータでも、紹介先が変わるたびに一からコピペ・体裁調整をやり直すことになりがちです。
そこに、生年月日から満年齢を計算し直す、複数の職歴を指定の順序(直近が先か古い順か)に並べ替える、自己PR欄が文字数制限に収まっているか確認する、といった細かい作業が加わります。1件あたりは数十分程度でも、担当している候補者・案件の数だけ積み重なると、まとまった時間が毎回この作り直し作業に溶けてしまいます。
candidates.csv(候補者プロフィール)とwork_history.csv(職歴)、そしてクライアント企業ごとに用意したテンプレート(JSON)を渡すと、そのテンプレートが指定する順序・見出しに沿った職務経歴書テキストを、候補者ごとに一括で出力します。あなたの端末の中だけで処理が完結し、外部へは一切通信しません。
用意するのは、候補者プロフィールと職歴のCSV、そしてクライアント企業ごとのテンプレート(JSON)です。ターミナルを使いたくない方には、ダブルクリックで起動するブラウザ画面版も同梱しています。コマンドで操作したい方向けには、次のような1行での実行方法も用意しています。
python3 resume-remap.py convert \
--candidates candidates.csv --work-history work_history.csv \
--template client_template.json --output output
候補者データ・クライアントテンプレートのひな形も、コマンド一つで作れます。あらかじめ知っておいていただきたい範囲もあります。
無料版は機能を1つも隠していません。制限は量だけです。
列名の推測、年月の解釈、年齢計算、並び替え、文字数上限判定、テンプレート変換は、すべて無料版でも製品版とまったく同じに動きます。上限に当たると、何名あったかを表示して止まり、途中まで処理して結果を出すようなことはありません。
まずご自身の候補者データ(架空の氏名に置き換えたもので構いません)を無料版に流して、列名がきちんと対応づけられるか、テンプレート通りの順序・見出しで出力されるかを確かめてから購入をご検討ください。
いちばん近い無料の道具は、doda・マイナビ転職・リクナビNEXT・Canva・Adobe等が提供する、職務経歴書のテンプレート配布・自動作成ツールです。これらは実際に無料で広く使われており、機能もします。「無料ではできない」とは言いません。
ただし、これらのツールが解決しているのは「求職者本人が自分の経歴を1つのテンプレートへ入力して仕上げる」問題です。人材紹介会社のキャリアアドバイザーが、同じ候補者の経歴書をクライアント企業ごとに違う指定フォーマットへ何本も作り直すという問題は解決しません。調べた範囲では、この業務に特化した無料ツールは見つかりませんでした。
本製品が勝てるのは、クライアントごとのフォーマット定義(JSON)を切り替えるだけで複数の指定様式へ変換できる点と、年齢計算・並び順・文字数上限判定を作り込み済みで持っている点の2つです。テンプレート配布サイトそのものに機能で勝っていると主張するものではありません。
正直にお伝えします。 本製品は、この業務課題自体の検索需要・市場規模が未検証です。個人向けの職務経歴書作成ツールが多数存在することは確認できましたが、人材紹介会社の複数クライアント対応フォーマット変換というニッチな業務について、実際にどれだけの担当者が困っているかは検証できていません。他の「なおしや」製品と比べても、相対的に検証の浅い製品です。まずは無料版でご自身の業務に合うかどうかを確かめていただくことを強くおすすめします。
単品買い切り 12,800円 で、BOOTHにて販売されています。月額・従量課金・ライセンスキー・オンライン認証はありません。
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